まだ学校で消耗してるの?

2017年5月より小2長男・脱学校につき、家族で「学校のない生活」を模索中

2017-01-01から1年間の記事一覧

長男が夢中になっているもの【2017AW】

青木村にも冬がやってきました。 先日、このブログが開設から半年経ったというお報せが、はてなから届きました。 早いですね。 このブログでは、長男自身の話はほとんど書いていません。 話を聞いてまとめたい思いはあるのですが、現状では本人が望んでいな…

脱学校後、ひとつだけ後悔していること

長男が学校に行かなくなって、半年が経ちました。 この間、いろいろあったけれど、おおむねよかったなという感じで推移しています。 長男が学校に行かなくなったこと自体に後悔は何もないんですが、ひとつだけ悔やんでいることがあります。 それは、きちんと…

「我慢」には2種類あるって知ってた?

「我慢しなさい」 「我慢が大事だよ」 人間社会でつつがなく暮らしていくには、「我慢」がどうやら大事なようですね。 わたしもそう言われて育ちました。 我慢がちゃんとできないとまともに扱ってもらえない……くらいの強迫的なイメージを持っていました。 で…

子どもが不登校になったらまずやることは2つ

お子さんが不登校になったときに、保護者はまず何をすべきなのでしょうか? 文部科学省も「不登校は誰の身にも起こりうる」と明言しています。 まずは深呼吸して落ち着きましょう。 そして、ゆっくりと、当事者であるお子さんに「わかった。学校を休もう」と…

「わたしはそう思わないけど、世間はそう見るから」と言わないことに決めた

鳥は「自由になりたい」と思いながら飛んではいません。ただ、あるがままである。自分を不自由にするのはただひとつ、自分だけです。 いきなり宣言します。 以前から「わたしはそう思わないけど、世間はそう見るから」という言い回しに、「いや、それは『わ…

1年前、小学校の保護者文集に書いたこと

ちょうど1年ほど前でしょうか。 当時長男が通っていた青木小学校で、保護者が作る文集の原稿依頼がありました。 青木小学校では、1年生、4年生、6年生(だったと思う)の保護者で文集を作る慣例があるようです。 当該の学年の保護者全員に原稿を提出させて、…

『崖の上のポニョ』を観ると涙が出てくるのはどうしてなんだろう

画像:「崖の上のポニョ」公式ホームページより。ダウンロード可の画像です。 映画『崖の上のポニョ』公式サイト ホームエデュケーションの一環、ではないですが、最近のわがやは双子さんたちを中心に、スタジオジブリ作品を1日1回は観る生活になっています…

脱学校から4カ月経過 最近のホームエデュケーションどうでしょう?

写真:夫dobiさんがつけている長男taboくんの「HE日誌」。6月1日からつけています。表紙に弟たちが落書きしています……。 脱学校から4カ月が経過しました。 手探りではじめたホームエデュケーション(以下HE)、最近はどんな具合でしょうか。 長男taboくんの…

「繊細の森」HSPカウンセラー・とうこさんの適職診断を受けてみたよ<後編>

「適職診断」を受けるために、カウンセラーの武田とうこさんにお目にかかりました。 後編は、わたしの話を受けてとうこさんからいただいたフィードバック、アドバイスを綴っていきます。 前編はこちらです↓ futoko.hatenablog.jp 自分×社会の「マッチングポ…

「繊細の森」HSPカウンセラー・とうこさんの適職診断を受けてみたよ<前編>

写真:ブログのネタ帳。ネタはいろいろ思いつくし、あらゆることをネタにできる筋力はあるんですが、取材・執筆時間の捻出が今の課題です。14年間、週1回~月1回ネタをひねり出す生活を続けていたことがわたしには確実にプラスになっています。「編集者はネ…

七・二十一 教育委員会との面談(第4回)

えー、第4回目の教育委員会との面談日でした。 今日は、第三者委員会を立ち上げるか否かの返事をする日です。 こちらはわたしと夫、先方は教育長、スクールソーシャルワーカー(SSW)、スクールカウンセラー(SC)という顔ぶれです。 結論から言うと、第三者…

七・十一 教育委員会との面談(第三回)

写真:今回開示・回答された文書です。個人名などが記されているので内容は伏せます。 やってきました第3回目の教育委員会との面談日。 今回は、先方は教育長とSC(スクールカウンセラー)、当方ははわたしと夫という顔ぶれでした。 今日は、先日出した要望…

『週刊少年ジャンプ』の性表現問題がモヤモヤする

『週刊少年ジャンプ』の性表現、「表現の自由」の問題設定だけではモヤモヤは消えない。「性」をどう考えるか、たまには考えてみたよ。「性教育」は難しいけど大人の踏ん張りどころです。

不登校は親のせい?

写真:長男が3歳か4歳のときかなー。よく行っていた新江ノ島水族館にて。長男ももうすぐ8歳。大きくなるのはあっという間だね。 長男が学校に行かなくなって、幸い、第三者から無神経な言葉を頂戴することはありません。(今のところ、ね) ただ、ごくごくた…

要望書の中身をアップします

要望書が読めないことがわかったので、こちらにアップしておきます。 青木村教育委員会 ○○○○教育長 平成29年6月27日(火) 今回の長男・○○を被害者とするいじめ問題について、いくつかお伺いしたいことがあります。 日が経つにつれ、なぜこのような事態に至…

六・二七 教育委員会との面談(第二回)

写真:この日のために、できる限り「不登校」や「いじめ」に関する文部科学省の資料、法律を用意しました。法律は、知らないより知っていたほうが確実に武器になることを実感。食わず嫌いで触らないのは損です。学校でも、道徳教育やるなら法学教育をやった…

東京シューレの方の話を聞いてきたよ!<後編>

写真:帰りの新幹線「あさま」号から見た東京の夕景。こんなにきれいな夕日は久しぶり。 長らくお付き合いいただいて、ありがとうございます。 これで「東京シューレの方の話を聞いてきたよ!」シリーズは終わります。 ――不登校の原因に変化はありますか? …

東京シューレの方の話を聞いてきたよ!<中編>

写真:「東京シューレ」のパンフレット。33年の蓄積はすごいですねー。 前編から続きます。 33年続く東京シューレの活動はいろいろです。 ・フリースクールが3か所(東京都王子、新宿、千葉県流山) ・札幌の高校と提携した高校コース ・ホームシューレ ・シ…

東京シューレの方の話を聞いてきたよ!<前編>

写真:今回行ってきた「第14回 こども笑顔ミーティング」の様子。誘ってくれたHさん、ありがとう! この週末、6月25日(日)は長男とふたりで上京していました。 この講演会に参加したかったからです。 わたしひとりで行くつもりだったのですが、長男も東京…

ジブリの世界みたいな里山で遊んできたよ

写真:「地球クラブ」はこーんな山の中にあります。 ※内容に不正確な点等があったため、一部修正しています。なお、この敷地は私有地ですので勝手に立ち入ることはできません。地権者および「地球クラブ」の会員に限って使用されるフィールドです 「子どもが…

「ブルースカイ親の会」に行ってきたよ

写真:「ブルースカイ」の活動場所である、長野市の障害者福祉センター。調理室や体育館もあります。 不登校の当事者、保護者でつくる会「ブルースカイ(登校拒否を考える親と子の会)」に行ってきました。 「ブルースカイ」は平成2年設立ですから、もう27年…

不登校の子どもたち・親の集まりに行ってきたよ

写真:上田市創造館横の公園。アスレチックあり、芝生あり、木陰あり、東屋あり、幼い子向けの遊具ありで、かなり楽しめます。 料理ブログばかり更新していて、こちらと青木村ブログがずいぶんごぶさたになっておりました。 先週は、長男はいったん勉強はお…

「こどもSOSダイヤル」に電話してみたよ

画像:文部科学省のHPに相談窓口一覧があります。 長男が学校に行かなくなって1カ月が過ぎました。 その間、わたしも夫も、悲しみや怒りの波に繰り返し洗われています。 日頃は忘れているのですが、ふとしたときにやってくるのです。 保護者であるわれわれが…

嫌われてもいい、からの人を求める気持ち

写真:このブログを読んで、友人Nちゃんが白檀のお香を贈ってくれました。ほかにも、すてきな本を贈ってくれたり、その道の先達を紹介してくれた方もいます。 思いがけないことで、ほんとうに嬉しいです。大げさではなく、こういうときこそ、生きている甲斐…

脱学校FAQ集 ~なんでも聞いて!~

写真:長男は、ここでよく外を見ながら読書したり、動画を見たり、ゲームをしたりしています。 「学校に行かせていません」 「家で勉強しています」 というと、みなさん不安そうな表情を浮かべられます。 学校へ行かないのは「極論」だと感じられるようです…

不登校ってなんだ?

上:不登校児童数推移(文部科学省)。グラフは「家庭教師のジャンプHP」http://www.jump-japan.com/truancy/school-refusal-statistics.phpより引用 学校教育の総元締め、文部科学省によると 「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるい…

別ブログ立ち上げました

ichijyu-issai.hatenablog.com ごはんブログを別に増設しました。 こちらは短くサクッと書きます。 前はFacebookで、わりとよくできた、要は自慢したいごはんwのときだけアップしていましたが、このブログでは毎日の寺西家のごはんを包み隠さず公開していき…

『すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論』(堀江貴文・著)を読んだよ

写真:光文社新書は「おっ!」と手を伸ばしたくなるテーマが多いな、とかねがね感じていましたよ。 久しぶりに書店へ行き、ベストセラーの棚を見ていたら「脱学校」とあるではないですか。 「おっ?」と思って手に取ると、堀江貴文さんの著書でした。 直感的…

ホームエデュケーション生活が1週間経ちました<後編>

上:長男がiPadで描いた絵。水と炎の戦いだそうです。 ホームエデュケーション生活が1週間経った我が家。 夫(どびさん)へのインタビュー、後編をお届けします。 ――最初に「学ぶことへの渇望感」という言葉が出てきたけど、そこをもう少しくわしくお願いし…

ホームエデュケーション生活が1週間経ちました<前編>

写真:漢字の書き取りやっています。 我が家のホームエデュケーション(以下、HE)は夫(どびさん)が中心になって進めています。 どびさんは、やる気があり、勉強の意味も勘所もよくわかっているので。 わたしは大学時代に小学生の家庭教師をやりましたが、…