まだ学校で消耗してるの?

2017年5月より小2長男・脱学校につき、家族で「学校のない生活」を模索中

学校の反応 ~脱学校への道2~

4月27日朝、夫が小学校へ出向き、校長先生にレポートを渡しました。

 

校長先生はたいへん驚いていたそうです。

気がつかずに申し訳なかった、これは人権の問題であること、全校の問題にすること等、誠実にこたえてくれました。

そして、すぐに動くことも約束してくれました。

 

実際、その日のうちに加害児童たちに聞き取りをし、全員、長男への加害を認めました。

担任まかせにせず、教頭先生、校長先生も関わっての対応でした。

保護者にも、担任の先生から連絡がいったそうです。

 


翌28日は遠足でした。

長男は「遠足だともっとひどいことになる」と言って休みました。

 

そうだったのか……前の遠足でとても嫌な思いをしたのか……。

 

これは後日聞かされることになりますが、

加害児童のうち1人の保護者が

「長男くんが悲しい思いをしているのに、

うちの子が遠足で楽しい思いをするわけにはいかない」

と学校に連絡してきたそうです。

その子はその日、遠足を休みました。

 

不思議です。

じつに不思議です。

 

遠足はたしかに一般的には楽しいものです。

学校で授業を聞いているより楽しい! と答える子どもは大勢いるでしょう。

とはいえ、学校側の位置づけは「レジャー」ではなく「授業の一環」です。

 

その保護者なりのけじめのつけ方なのかもしれません。

 

でも、わたしたちは

 

「不思議なことをするんだなぁ。それなら、なぜすぐに長男に謝りにこないのだろう?」

 

という感想しか持てませんでした。

 

わたしたちがもし加害児童の親ならば、何を措いても子どもを伴って直接謝罪に行きます。

今は保護者同士の接触はさせない方向のようなので、学校側には嫌がられるかもしれませんし、

もちろん被害に遭ったお子さんや保護者は「会いたくない」とおっしゃるかもしれません。

 

それでも、人としてやるべきことは、まず「謝罪」なのかな……と思っています。

 

長男が望んでいたことは明確で、

 

・(加害児童に)謝ってほしい

・(加害児童に)聞きたいことがあるから答えてほしい

 

の2点でした。

 

週が明けて5月2日、長男と夫、わたしの3人で学校へ出向くことになりました。

加害児童との対面です。

(つづく)