不登校は親のせい?
写真:長男が3歳か4歳のときかなー。よく行っていた新江ノ島水族館にて。長男ももうすぐ8歳。大きくなるのはあっという間だね。
長男が学校に行かなくなって、幸い、第三者から無神経な言葉を頂戴することはありません。(今のところ、ね)
ただ、ごくごくたまに、「親子関係が……」的なご指摘をいただくことがあります。
「親御さんが構いすぎなのでは?」
とかね。
「うーん、わたしが子どもと適切な距離感をとれているのかどうかは、わたしにはわからないなぁ……」
というか、原理的に無理。
じゃないですか?
そこまで正確に客観視できる人がいるのかしら?
日々、「おっ、いい感じ?」と「うわ~、わたしダメ親だ~」を繰り返しながら、少しずつ、それこそ人生ゲームのように(前進のみでなく、停滞もあれば後退もある)進んでいくものじゃないのかな、と。
親子関係は流動的で、子どもが成長するなら、親も成長する。
ある一地点を切り取って、ああだこうだ言われるのは……悲しいものです。
もっと長い目で見てほしい。
子どもの成長を信じているなら、親の成長の可能性もあたたかい目で見守ってほしい。
人間、いくつになっても成長できるのですから。
あと、これに関連して思い出した英語のことわざが。
If it ain't broke, don't fix it.
(壊れていないものは直すな)
それにしても。
そのむかし、不登校の原因が「子どもの性格の問題」「親の養育の問題」に一元的に帰されていた空気感を、すこしだけ追体験できました。
とまあ、もやもやした気持ちを知人にうちあけたら、「至言!」と言いたくなるメッセージが返ってきました。
(ホームエデュケーションに携わっている知人からの言葉として)子育てが、ちょっとばかし良すぎたから学校に違和感を持つんじゃない?
これくらいポジティブじゃなくっちゃね。