まだ学校で消耗してるの?

2017年5月より小2長男・脱学校につき、家族で「学校のない生活」を模索中

ジブリの世界みたいな里山で遊んできたよ

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写真:「地球クラブ」はこーんな山の中にあります。

 

 

※内容に不正確な点等があったため、一部修正しています。なお、この敷地は私有地ですので勝手に立ち入ることはできません。地権者および「地球クラブ」の会員に限って使用されるフィールドです

 

 

 

「子どもが学校をやめたよー」と話をしたら、とあるお友だちがこんなところを紹介してくれました。

 

 

青木村には「地球クラブ」という、乳幼児からお年寄りまで、さまざまな年代が集まって、里山でいろんな体験をする団体があります。

参加者は村内にとどまらず、上田市などからも来ているそうです。

 

 

 

青木村のとある場所にあるのですが、途中からは車1台がやっとという細い道に入っていきます。

なんだか千と千尋の神隠しみたい……。

 

 

とつじょ、縄文人の住居みたいなものが見えてきます。

そこが「地球クラブ」のフィールド「ふくろうの里」なのです。

 

 

立派な木造の小屋と、竪穴式住居が建っています。

大きな木が何本ものびのびと枝をひろげ、池もあるし、『バムとケロの森の小屋』をもっと素朴にしたような高床式の小屋もあるし、五右衛門風呂もあるし、ブランコもあるし、畑もあるし、実のなる木もあるし!

(今回は、グミの実と桑の実が食べごろでした)

 

 

これはすごい……。

 

 

となりのトトロの世界みたい!

 

 

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くるみの木からさがっているブランコ。最高に気持ちいい!

 

 

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有機栽培の畑。こちらは「地球クラブ」のメンバーが植えているそうです。うちの畑よか立派ですよ。

 

 

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カブトムシの、もうすぐ成虫になるヒトたち。本当は掘ってはいけないそうなんですが……子どもの好奇心のためにごめんなさい。

 

  

 

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「オレはゲームとかユーチューブが好きだ」と言っていた人がパンツ一丁で池にみずから入りました。

 

 

濁っていて中がよくわからない池に入れるだけで尊敬しますよ。

 

 

畑のそばで、おがくずなどを積んでいたところには、カブトムシの幼虫が大量発生。

少し掘り起こして様子を観察しました。

 

 

カブトムシの幼虫は、自分用の丸いスペースを作るんですね。

それがまたきれいな卵型で、きめのこまかい陶芸用の土みたいにすべすべなんです。

 

ちょっと掘り崩しただけで、このスペースがたくさんあるのがわかります。

なるべく傷つけないように観察して、埋め戻しました。

(本当は幼虫のスペースを守るために、掘り起こすこと自体やらないほうがいいそうです。カブトムシさんたち、ごめんなさい……)

 

 

そのあとは、ブランコをこいだり、池を観察、池に入る、沢ガニを見つける、初物のきゅうりを収穫など、好奇心のおもむくままに活動しました。

 

 

 

「おれ、ほんとは行きたくねーんだよなー。『コロコロチャンネル』見たいんだよなー」と言っていた長男は、パンツ一丁で遊んでいました。

 

 

そのパンツも池でびしょ濡れ、最後はノーパンでズボンをはいていました。

(「着替え? イラネー」って言ってたのダレだ)

 

 

地球クラブができたのが1995年(わたしが高校を卒業した年!)ですから、もう22年続いているんですね。

 

 

最初は別の場所で活動して、青木村に拠点を移したそうです。

何もなかったであろう里山に、こつこつ手を入れて、ここまで気持ちのいいフィールドを作ってこられたことに、心を揺さぶられました。

 

 

来年度からはここで「森のようちえん」がはじまる、かも? 

(現在、園児募集中のようですが、集まり具合によって開園時期が変わるかもしれないそうです)

朝、青木の道の駅に集合して、歩いてフィールドまで行くそうですよ。

 

なんてすてき!

 

うちの双子も、こちらに通わせようかな?

 

 

長男はすっかり気に入ったようなので、「地球クラブ」の会員になることにしました。

 

 

ここでジブリ的世界の時間を過ごしたいと思います。