まだ学校で消耗してるの?

2017年5月より小2長男・脱学校につき、家族でオルタナティブを模索中

寺西京子は逃げも隠れもしないぜ

 

とつぜん実名をさらしてどうしたgyogoさん!?

 

……わけあって、さらします。

 

今回は、長いです。

そして、人によってはコメントに困る内容かもしれません。

 

好奇心を抑えきれない正直な(笑)方だけお読みください。

 

 

 

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今年3月8日から、わたしは小さな工務店に勤務していました。

まずは5月8日まで2か月間の試用期間(有期雇用契約)ということでスタートしました。

 

試用期間中は、おおむねいい感じで推移していたのではないかと思います。

みなさんに受け入れてもらい、大きなトラブルもなく、名刺も作業服も作ってもらい、仕事もぐいぐい覚えていました。

 

そして試用期間が終わった翌日。

社長から言い渡されたのは、平たく言えば「雇い止め」でした。

 

社長の論点は3つ。

 

1.建築や不動産関連の資格を持っていない

2.gyogoさんの良さが見えてこない。資格がないなら仕事を取ってくることで貢献してほしいが、そういうわけでもない。

3.お客さんから「インターネットでgyogoさんの名前を検索したらこんなサイトが出てきた」と話があった。客商売だからこれは何とかしてほしい。

 

1と2については今回は本題と関係ないので割愛します。

 

問題は3です。

このサイトというのは、これです。

 

www.mynewsjapan.com

 

 

 ネットのニュースサイトです。

そこで、わたしは実名で記事にされているんです。

 

そうです、わたしは寺西京子といいます。

 

yahoo!で「寺西京子」で検索すると、この記事がトップに出てきます。

「寺西京子 講談社」でたびたび検索されていることもわかります。

 

 

おお、ずいぶんな書かれようですねぇ。

これはたしかに、わたしに会ったことのない人や、わたしのことをよく知らない人から見たら、非道に見えることこの上ないですね。

知っている人であっても「gyogoさんこんな人なんだ……」とドン引きする人が出てきてもおかしくありません。

 

とはいえわたしをクビにした社長も、これを読んだ友人も「何度読んでも意味がわからなかった」と言っていました。

(社長は「だからこそ余計怪しく感じる」というベクトルに進んで「雇い止め」を決めたようですが)

 

わたしもこの記事のどこにニュース性があるのかぜんぜんわかりません。

(実際、これに関連した記事を『週刊文春』に持ち込んだ人間がいて、ボツになったそうです)

 

「ポストトゥルース」「フェイクニュース」ではありませんが、なんでもそれらしく仕立てればそれっぽくなるということがよくわかる好例ですね。

 

で、なぜわたしがこんな誹謗中傷をされているか、が問題ですね。

 

いったい、寺西京子とはどんな極悪人なのだ!?

興味がわくところです。

 

直接的な理由は、このニュースサイトの「ある記事」に対して裁判を起こしたからです。

その記事というのは、わたしの給与明細を勝手に掲載し「こんなにもらっている! 許せん!」という理由でで記事に仕立てているというものです。

 

わたしの給与明細であることは加工して伏せてありますが、見る人が見れば一発でわかるようにはなっています。

わたしは自分の給与明細をこの記事に使ってよいとは一言も言っていませんし、もちろん打診もありませんでした。

もっというと、わたしへの取材も一切なし。

 

このニュースサイトの運営者は「週刊誌でもよく給与明細公開をやっているじゃないか! あれと同じだ!」と主張していました。

が、当然ながらそれは、当該給与明細の持ち主に直接取材をし、給与明細を掲載する許可を得て記事にしています。

無許可でやったら問題になるのは当たり前ですから。

 

週刊誌の記事の最後に「〇〇事務所に取材を申し込んだが、期日までに回答はなかった」という一文が書かれているのを見たことがある方も多いと思います。

(何らか回答がある場合もあります)

 

この記事にはそれがない。

当事者に一切取材せずに書かれた記事。

みなまでは言いませんが、そういうことです。

 

じゃあ、この給与明細はどこから出てきたかというと、わたしが当時の同棲相手と住んでいた家(家の名義はわたし)。入社して以来、ほとんどの給与明細を捨てずにとっていたのです(この件については後述)。

 

給与明細が自分で歩くわけはないので、わたしの家からどうやってこの記事までたどり着いたのか?

 

関係者は一切認めていませんが、論理的に考えればこのニュースサイトの運営者か、情報提供者が動かしたしかあり得ません。

そしてその情報提供者は、当時の同棲相手でないとしたら、わたしの家から「窃盗」した誰かということになります。

  

……話がわかりにくいので、端折りますね。

 

 

こういうことになったのは、

 

1.わたしが大手(とされる)出版社の正社員だった

2.冒頭の記事が公表された当時、『週刊現代』という週刊誌に所属していた

3.当時の同棲相手との関係が破綻し、相手からものすごい恨みを買っていた

4.破綻した直接の原因が、わたしの社内不倫だった

5.給与明細(紙)をほぼ全部自宅に保管してあった。かつ、その給与明細を置いたまま家を出ていた

6.この給与明細を使えばニュースになると考えた人間がいた

 

が重なったから、とわたしは考えています。

 

1・2・4については、世間の妬み・嫉みを買ったり、ツッコミを入れられたりというのは、わからなくはないです。

人間には、そういうことを面白がる暗い欲望が確実にありますから。

「世に広く知られた、しかも正義漢ぶってるメディアの人間がこんなことしてるよ!」と後ろから刺したくなる人がいても不思議はありません。

 

6については、この記事のニュースバリューがよくわからないと書きましたが、おそらくニュースサイトの運営者はこう考えたのではないでしょうか。

「世の中の悪を討ち、スキャンダルを追いかける週刊誌にいる人間が、こんな非道なことをしているよ! しかもこいつら、こんな高給をもらっているなんて、許せん!」

 

……。

 

ニュースとして公共性・公益性があるかと言われれば、ないのは明らかです。

単なる私人の男女問題です。

有名人や公人ではなくてもおおやけにスキャンダルが成立するかどうかは微妙ですが、まあ、かたちとしてはそういうことです。

 

 

 

3・4・5ついては、わたしの不徳の致すところです。

 

不倫については、倫理的にはよくないことだし、双方のパートナーから責められるのは当然で、それにともなって損害賠償云々の償いを求められるのは至極まっとうな話です。

ただ、第三者からどうこう言われる筋合いはありません。

 

また、給与明細を勝手に使ったのが、仮に当時の同棲相手の犯行だったとしても(相手は絶対に認めませんが)、そういう相手を選んでしまったわたしの見る目のなさに根本的な問題があります。

 

お付き合いをしているときから「この人だけは敵にまわしたくない」と思うことがよくありました。

敵とみなした人間への対応がかなりエグかったのです。

 

そういう相手と付き合い続けるなんて、わたし、よっぽどおかしかったんだと思います。

わたしの認知の歪み、自己肯定感の低さ、自分を粗雑に扱った結果であり、誰に強制されたわけでもない、自分で選んだことです。

 

だからと言って何をされてもいいことにはなりませんがね……。

  

そして、給与明細の取り扱い。

社外秘の文書なのですから、確認したらとっととシュレッダーにかけるべきだったのです。

当時のわたしはそういうことすらわからず、大事な文書だからと後生大事に、しかも自宅にとっておくという愚行をおかしたのでした。

※注:雇用関係で争うことになった場合の重要な証拠として、給与明細は取っておくべきという意見もあるようです

 

 

書けば書くほど、しょうもない話ですね。

今も愚か者であることは変わりませんが、少しは賢くなったと信じたいです。

 

 

枝葉末節の話になりますが、興味深かったのがコメントの傾向です。

このニュースサイトでは「許せない!」という憎悪に満ちたコメントがほとんどでした。

でもリンクしていた別サイトでは「一民間企業の、しかも非上場企業の給料にああだこうだ言うのはおかしい」という冷静なコメントばかり。

ネットの世界も、こういうゲスなネタに悪意オンリーで盛り上がる訳ではないということがわかったのは収穫でした。

 

 

そんなわけで、実名をさらされてここまで叩かれるという、なかなか体験できないことを体験してきました。

 

 

この騒動でガタガタしていたのは7年以上前ですが、ご存知の通り、ネットは一度書き込まれると完全に消すことは不可能です。

実際、いろんなサイトに転載されていますし、裁判で削除を命じられたものについても、別サイトに飛ばして誰でも見られる状態は続いています。

 

世界中どこへ行こうと、この記事が未来の人間関係に影響を与えるかもしれないということは予想していました。

 

改名することも真剣に考えました。

母が離婚して旧姓に戻っているので、夫とペーパー離婚して母の養子になろうか、と。

 

でも、当たり前ですが、過去は変えられないんですよね。

過去を隠して安穏と生きるか(隠しおおせないのですが)、

デメリットは承知の上で隠さずに堂々と生きるか。

 

「堂々と」と言っても、目の当たりにすれば悲しんだり怒ったりはするわけですが、それでも隠そうとするのは何か違う……と思い至りました。

 

こういう笑えないネガティブ体験も堂々とネタにできるのは芸人か物書きくらいでしょう。

わたしが物書きになれるかどうかは別として、そんなわけで、少なくとももう人に雇われるのはやめようと決めたのでした。

 

それに、これ、いい踏み絵になるんですよ。

 

この記事を読んだ人がどう反応するか。

離れていく人は、縁のなかった人。

もちろん、離れていく人を非難する気はまったくありません。

去る者は追っても仕方ないし、その人の勝手ですから。

わたしにとって、早い段階で見切りをつけてもらえるのはお互いのためかしら、というだけのことです。

 

 

給与明細はすぐにシュレッダーにかけるか、厳重に保管するかしましょう。

 

 

そして、違和感のある人間関係は、たとえその時点では大事な人であっても、違和感をよくよく見つめてみることをおすすめします。

あとで払うツケは大きいですから。

 

 

わたしが言うと説得力がありますね。フフフ。

 

 

まあ、行くところまで行って痛い思いをしないと気付かないのが人間なのかもしれませんが……。